道の駅いとまん 軟骨ソーキそば

　沖縄旅行に限らず私の旅行の大半は貧乏旅行だ。貧乏だから致し方がないと言うよりは、豪華な食事や綺羅びやかなホテルに興味が無いのだ。もちろん、豪華で綺羅びやかな時もあるのだが、天邪鬼な性格にしては貧乏旅行が大半だ。

　さて、そんな貧乏旅行のレンタカーに付いているカーナビはびっくりするくらいの機能が省かれた、徹底的に機能が省かれた、ナビゲーションという本質でさえ徹底的に省かれたカーナビが申し訳程度についてくる。まあ、海外のレンタカーにオプションで付いてくるナビというより経緯度計みたいなナビよりは数段マシなのだが。

　そんな修行僧みたいなナビに従って車を走らせると迷子になることがままある。迷子というと語弊があるが、新しい道に地図が対応していなくて、何処を走っているのか、何処に向かって走っているのか判らなくなることがある。

　ナビが指し示す海の中をずいぶん進むと これまた人気（ひとけ）の無い「道の駅いとまん」に着いた。その後２度とたどり着いたことがないので、もしかしたら「道の駅いとまん」はこの世の中に存在し無いのかもしれない。

　そんな「道の駅いとまん」の食堂で「軟骨ソーキそば」を初めて食べました。

　軟骨ソーキそばの食べ方が解らなかったので聞いてみると、骨まで食べれるとのこと。確かに軟骨はコリコリというよりはヌルヌルとした食感で軟骨自体に味はないが、楽しいソバであった。

道の駅　いとまん
沖縄県糸満市西崎4-19-1
http://michinoeki.ti-da.net/ （公式ではないかも？）